皆さんはお買い物をするときどのようなにお支払いをしますか?
現金?クレジットカード?デビッドカード?それともスマホ決済??
日本でも徐々にキャッシュレスの波が来て、現金以外の支払い方法の方も増えていますよね?
では、海外では??
多くの旅行ガイドブックや、WEBサイトでは安全性なども考えて現金よりもクレジットカードやプリペイド式のカードを持つことを勧めていると思います。
実際海外は日本よりもスリや置き引きの被害も多いといいますしね。
国によってはスマホ決済が爆発的に普及していたり、高額紙幣が使えなかったり、その場所によって便利な支払方法は異なっています。
さてマルタではどうでしょう??
じつはマルタで買い物のお支払いの時に日本では起こらない出来事が起こることがあるんです。
今回はマルタのショッピングでお支払いをするときに頻繁に起こる出来事についてシェアしたいと思います。
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「クレジットカード可」なのに使えない??
マルタに到着して間もない頃、僕はTallinja cardというバスの回数券のようなカードを買おうと(マルタでは基本バス移動)小さな個人営業のお店に行きました。
Tallinja cardは12回分で15ユーロ(1800円くらい?)
クレジットカードが使えるお店だということはわかっていたので現金はほぼ持たずに、クレジットカードだけポケットに入れていきました。
お店の窓にも「visa」のシールが貼ってありました。
お店の中に入って早速
「Can i have a Tallinja card for 12 journey??」
「OK,15 Euros」
私 (カードを出して)
「VISA?」
「ah No, do you have cash? or credit company will charge us 5%」
・・・・えっ?クレジットカード使えない??!!
どうやらクレジットカードで支払われると4~5%程の手数料をクレジット会社に取られるらしく(日本でも同じですが)現金で払ってくれってことらしいです。
不意をつかれて一瞬戸惑いましたが、カードが使えない訳ではなさそうだったので、その場は現金をほぼ持っていないと伝えたらしぶしぶクレジット手続きをしてくれました。
キャッシュレスが進む日本でもクレジット会社や、スマホ決済事業者に手数料を払うのが重荷で、現金のみで頑張っているところはありますが、「現金で払って」とお店から言われるのは初めてです笑
最初にこの体験をしたときは正直驚きましたが、その後3か月間のマルタ生活では日常茶飯事です。
その日から現金もちゃんと持ち歩くようにしました。
スーパーマーケットやレストランのようなところでは問題なくクレジットが使えますが、小さな個人でやっているような小売り店に行くと、頻繁に発生するイベントです。
お店によっては「何ユーロ以上の買い物でクレジットカード可」とハッキリと決められている場合も。
例えばSt.Juliansには海沿いに小さなカフェがいくつも並んできますが、コーヒー一杯ではカードは受け付けてくれないお店も意外と多いとか。
ハッキリと決めてあるところは分かりやすくて良いですが、決まっていなかったり、決まっているのかよくわからない所も多く支払いの時になって気づくことが多かったです。
現金への執念!
カード拒否は観光地のど真ん中のお土産屋さんとかでも結構あります。
しかもけっこう粘られます笑
ある日マルタを作る二つの島の北の方、ゴゾ島に友達と観光しに行った時に、観光の終盤に小さなお土産屋さんに立ち寄り、そこに売っていたソフトクリームを食べることにしました。
その時もクレジットカードを差し出すと、「クレジットカードだと手数料取られるんだけど現金は持ってない?」聞かれました。
クレジットカードを利用できる最低金額が決まっている場合、店員さんはまずその事を伝えてきますが、どうやらこのお店では決まっていないようです。
その時は手持ちの現金がギリギリだったので、素直に持ってないと答えたのですが…
お店の人は今度は一緒にいた友達に「あなたは現金持ってない?」と聞き始めました。
その友達は買い物してないんですが…笑
すごい執念です。
その時は申し訳ないですがクレジットカードで押し切りました。
しかしまさか連れにまで聞いてくるとは…
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焦る日本人
この体験を同じ学校の日本人に話すと、クレジットカードを断られたことはある人は数人いましたが、
理由がわかっている人があまりいないという印象でした。
おそらく多くの日本人の方はこういったシチュエーションを想像もしてなくて、現地でいきなり早口の英語で言われても何を言っているのか解らず
「えっなんかクレジットカード断られたっ!汗」
となり焦ることになるようです。
現金を持っておこう
スーパーマーケットやショッピングモールに入っているようなお店ならほぼクレジットカードを受け付けているようですが、数か月間の滞在だと現金が必要なローカルなお店を利用することも多いと思います。
また、レストランなどを利用したときにチップを渡す機会もあるかもしれません。
どのお店で現金払いを迫られるかわからないので、マルタ滞在中は現金をある程度持ち歩いた方がいいかもしれません。
幸いマルタは他のヨーロッパの都市ほど危険ではないので安心してお金を持ち歩ける国だとおもいますので。
まとめ
今回はマルタで買い物をしたときよく起こる出来事をご紹介しました。
支払い方法を交渉されるなんて日本ではほぼ起こり得なくて最初は意味が分からないですよね。
個人的にはやはりクレジットカードの手数料負担は小さなお店にとっては重いと思うので
現金で払えるなら払ってあげるのがいいと思います。
もちろん現金を持ち合わせてなければクレジットカードで押し通して問題ありませんが、お互いに気持ちよく取引するためにも態度や言い方には気を付けたいところ。(日本と違ってお客様第一ではありません)
こういう時にマルタの人は結構ぶっきらぼうな言い方をしてきがちで、たまにイラっとすることがあるかもしれませんが(笑)
おもてなし文化で育った日本人だからこそ、マルタでお買い物に行くときはこういうことも起こりうると覚えておくとスムーズにお買い物ができるのではないでしょうか。
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