マルタに行った日本人の相当数が1度はかかるとされる病気があります。
「マルタ風邪」や「マルタ咳」と呼ばれる症状は風邪に似た病気です
私もマルタに来て1か月ほどでこの病気にかかってしまいかなり苦しむことになりました。
マルタで知り合った日本人たちにもこの「マルタ風邪」かかっている人はたくさんいて、
みんなけっこう辛そうにしてました。
もしかするとこれから留学する方々の中にもこの病気にかかってしまう人がいるかもしれません。
今回は私が経験した「マルタ風邪」についてお話ししようと思います。
医学の専門家ではないので正確なことは言えないのであくまでも実体験とその感想をお話ししますが、ぜひマルタで体調が悪くなった時の参考にしてください!
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「マルタ風邪」って??
「マルタ風邪」や「マルタ咳」は単なる通称で、実際に医学的にそのような病名はありません。
マルタに来た時だけかかることから日本人がそう呼んでいるだけです。
なので現地の人に「Malta cold」などのように言っても通じません。というか日本人がかかる風邪が認知されているかも怪しいです。
あくまでも日本人の間だけで通じる単語だと思ってください。
実際に日本人でそれらしき症状が出ている人は何人もいましたが、他の国の留学生では見たことがありません。
どうやら日本人特有の病気のようです。
「マルタ風邪」の症状は??
「マルタ風邪」は大体マルタに来て1か月ほどたった時にかかる傾向があるようです。
短期の留学の方は大丈夫かもしれませんが、数か月間留学に行く人は覚えておいてください。
「マルタ風邪」の最大の特徴は尋常ではない咳です。
私の場合ある夜寝る前に少~しだけ喉にイガイガした違和感があるなと感じたのがすべての始まりでした。
次の日の朝から留学生活を一変させる悪夢の始まりでした
「マルタ風邪」にかかると
「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ…」
とヒドイ咳が止まらなくなります。
1回で出すとしばらく止まりません。
この時点で周りの友達からかなり心配されます。
ただ熱が出たり、頭痛がしたりといったことは特にありません。
ひたすら咳が出続けます。
咳は結構音の大きい本格的なものが出るので、授業中に始まると授業にならなくなります。
ただいつも出てるわけではなく、落ち着いている時はのどに違和感すら感じないくらいです。
私の場合は夜寝る前に出始め、朝まで続くというパターンで、昼間は比較的落ち着いていました。
私は喘息というものを持っていませんが、喘息とはもしかしたらこういうものなのかと感じました。
夜に出始め朝までなので一晩中寝ることができない生活がなんと2週間ちょっと続きました。
これも「マルタ風邪」の特徴で、2~3週間、なかにはそれ以上の人もいるほど長引く病気です。
もう一つ辛かったのは深夜に大きな咳が出続けるのでルームメイトにとても申し訳ないということです。
しかもかかるのは日本人ですから周りを意識しがちですよね。
ルームメイトからしてみれば同じ部屋の「日本人が変な感染症」にかかってると思われても仕方ありません。
変な心配をかけたくなくて、途中から夜に寝るのを諦め誰もいない最上階の共用部分で過ごすことも多くなりました。
咳が出始めて数日すると鼻水も出始めました。
この鼻水も結構しつこく、まるで花粉症患者状態です。
ホントに悪夢でした。
「マルタ風邪」原因は??
気になるマルタ風邪の原因ですが、はっきりしたことはわかっていません。
日本人が耐性を持っていないウイルスや菌がマルタにいる説やマルタの建築に使われている「マルタ石」という材料の細かい粒子が空気中にあって悪影響してる説などを聞いたことがありますがどれが本当なのかわかりません。
まぁ当時は原因など考える余裕もなかったですが。
「マルタ風邪」留学への影響は??
「マルタ風邪」にかかって私の生活は一変しました。
夜に寝ることができないので眠ることができるのは咳が落ち着いた朝方です。
私はその時午前クラスだったので1週間ほど授業に行くことができませんでした。
1週間経っても治る気配がなかったので私は受付に午後授業に移れないかと相談しに行きました。午後授業であれば午前中は気兼ねなく寝ていられます。
その時はちょうどMagisterで一番偉いマネージャーが受付に居たので事情を話したところ、その時私がいたIntermediate+というクラスは当時午前クラスのみで午後クラスがないといわれました。
しかし当時の私は午前は到底無理なのでレベルダウンしてでも午後にしてほしいとお願いしました。
そうするとマネージャーはむしろ1つ上のUpper-Intermediateに上がるといいと言い、
「君の英語力を見せてくれ」
とその場でスピーキング試験が始まりました!
本来なら上のクラスへの昇級はテキスト1冊分が範囲の試験に合格しなければなりませんが、私はこのゲリラテストでUpper-Intermediate午後クラスに行けることになりました。
相手がマネージャーだったからできたことかもしれません。ラッキーでした。
もう1つラッキーだったのは午後のUpper-Intermediateの先生が今まで私がお世話になっていたマルテス先生だったことです。
午前と午後で違うレベルを教えていたのです。私がクラス変更した事情もすぐに分かってくれました。
咳が出る時間帯は人によって異なるらしく昼間に咳をしながら頑張って授業を受けている人も居ましたが、かなり辛そうでした。
咳が出る時間がある程度決まっている場合には受付や先生に相談して時間帯変更を考えてみてください。
その場で試験が始まるようなことはほぼないはずなので心配はいりませんよ(笑)
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「マルタ風邪」の対処法は??
マルタ滞在中にもし咳が出始めたらとりあえず病院に行ってみましょう。
海外で病院というと英語や費用が気になるところですが、全く心配いりません。
マルタでは薬局にお医者さんがいて体調不良になったらまずそこで簡単な治療を受けるのが一般的です。
深刻な病気であれば本格的な病院に送られますが「マルタ風邪」くらいではその場で終わります。
治療費も2~3ユーロくらいで済みます。
英語が苦手でも説明しなければならないのは「のどが痛い」「咳が出る」いうことだけなので
「sore throat(喉いたい)」、「cough(咳)」
という言葉だけ覚えていきましょう。
英語がうまい友達に一緒に行ってもらうのもアリです。
私はお医者さんから処方されたのど飴のようなものを飲むことになりましたが、効き目はイマイチでした。
「マルタ風邪」の場合医者からは大したことは言われません。「風邪ですね」くらいだと思います。
ただし重い病気でないことを確かめるためにも一度医者にかかるのは大切です。
授業を欠席する正当な理由にもなります。
必ずお医者さんに診てもらいましょう。
お医者さんに診てもらい、のど飴のような薬は貰いましたが直る気配はありませんでした。
しかたなく私は1度薬局で薬を自分で見てみることにしました。
医療系の英語はよくわからないので迷いましたが喉に聞きそうな薬を見つけ買ってみました。
Beecham Max Strenth(ビーチャム 最強)
なんかめちゃくちゃ聞きそうですよね?
これが効きました!!!
咳が出ている時に飲むと結構即効性もあり、咳がだいぶ軽くなり、そしてこの薬を使い始めて3日ほどで咳はほぼでなくなりました。
ついに解放されました!!!!
咳が出始めてから2週間以上も経っていました。
ちょうど咳が出始めたころ私の部屋にきたルームメイトはすでに帰国していました。
「病気の日本人」という印象だけで終わってしまった気がします。
「マルタ風邪」のその後
「マルタ風邪」が治った後も私は午後クラスに残りました。
先生も同じでしたし、結構居心地もよかったので。
一応、試験合格して上がったので特になにもいわれませんでした。
10月半ばで閑散期に入り始めているこの時期なら学校としてもだれがどこのクラスにいても人数的な問題ないのでしょう。
私が治った後にも他の日本人留学生が咳が出始めていたので、私が買った薬を分けてあげたら、悪化せずに済んだようです。
結構信頼できる薬ではないかと思います。
私が帰国するまでにできるだけ多くの人に紹介しておきました。
ちなみに私は日本から風邪薬やのど飴を持ってきましたが全く効果はありません。
やはりマルタの病気はマルタの薬で治すのが1番のようです。
この「マルタ風邪」の面白いところは帰国すると治るらしいというところです。
マルタで知り合った日本人で咳が酷いまま帰国の日を迎えた人や咳が出始めたころに帰国した人がいましたが、
みんなマルタから離れたらあっさり治ったようです。
やはりマルタの石の粒子か細菌かわかりませんが、“何か”が日本人に合ってないのかもしれませんね。
まとめ
今回は私が「マルタ風邪」にかかってから治るまでの体験をお話してきました。
マルタ風邪にかかったのは間違いなく悪夢でしたが、不幸中の幸いもいろいろありました。
まずは受付に相談に行ったときマネージャーがそこに居たこと。他の一般の職員さんだったらその場でテストという融通は利かなかったと思います。
移動した先の先生が同じ先生だったのも助かりました。事情の説明もら簡単でしたし、いろいろ気遣ってくれました。
そして、いくつか計画していたヨーロッパ旅行の日程と「マルタ風邪」が被らなくて本当に良かったと思います。
「マルタ風邪」にかかると留学生活に大きな影響がでてしまいます。
かといって回避する手段もわかりませんが、この記事をご覧の皆さんは、もしマルタで咳などの症状が出始めたらすぐに医者に行くなどの行動をとることをお勧めします。
実際に私が買った薬を使って初期症状だけで終わった人もいます。
充実した留学生活を守るためにも風邪は引き始めが肝心です。
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