3か月のマルタ留学となると食材や日用品の買い物、時には洋服まで買う機会がありました。
St.Juliansやその周辺にはいろいろなお店が充実していますし、日本では売っていない
変わった商品にお目にかかれたり、普段の買い物でもとても楽しむことができます。
今回は買い物の種類別にマルタの留学生の買い物事情をお話ししたいと思います。
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食材
留学生としてマルタに滞在する場合は基本的に自炊になると思います。予算の限られたなかで何とか安く食材を手に入れたいですよね。
そういう時におすすめなのがSt.Julians にあるPark towersというスーパーマーケットです。
地域にあるスーパーの中では1番大きく品ぞろえも豊富です。
嬉しいのは平日だと朝8:00から営業している点で、授業の前の涼しい時間に買い物を済ませてしまうこともできます。
スーパーの特徴は値段の安さです。
パンは1.15ユーロくらい(140円くらい)
パスタはなんと500gで0.5ユーロ(約60円)
マルタでは基本的に外食以外の食料品は安く手に入ります。
パスタやパンは特に安いので留学生たちは毎日パスタを食べていて
「What do you eat?」
「Everyday PASTA!」
というやり取りが留学生同士のあいさつ代わりのようになっていました。
そのほか野菜も豊富で、カット野菜なども売っているので自炊をする方にはおススメです。
また、チーズやお肉などは専用エリアでショーケースに並んでいて、そこに居る店員さんが1切れからでも量り売りしてくれます。
特にお肉は自炊で自分一人分の少量を買いたいときもあれば、パーティー用に大人数分買いに来ることもあります。
そういう時に量り売りしてくれるのはとても便利です!
自分が必要な分だけ新鮮な食材を買うことができます。
ほとんどの人がびっくりするのがお肉コーナーに売っているマルタ名物
「ウサギ」
日本人がイメージするようなウサギとは少し違っていて、もっと小ぶりな、ネズミにうさ耳をつけたような見た目のものが皮をはがれた状態でショーケースに並んでいます。
初めてみるとちょっとショックかもしれません。
移動販売
スーパー以外では農家の人たちが道端でトラックの荷台で売っている野菜を買うのもおススメです。
農家の人が売る国産の野菜は値段もとても安くその日にとれた新鮮なものです。
各トラックごとに何曜日の何時ごろにどこどこで売っているというのが大体決まっているようです。
農家のトラックから買うときの注意点としては、こちらが旅行客だと分かるとぼったくられることがあるらしいということです。
私が買ったときは十分安かったので満足でしたが、本当はもっと安かったのでしょうか…
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日本食材
マルタではパンやパスタが主食になると思いますが、数か月間留学していると白いご飯が食べたくなったり、友達に日本食を作って食べてもらおうという機会があるかもしれません。
そんな時St.Juliansには日本や中国、韓国などで売っている商品を取り扱うアジアンスーパーがいくつか存在します。
私たちがよく使っていたのが「AROMA」という規模も品ぞろえもマルタ随一のアジアンスーパーです。
お米、そば、うどん、醤油、ポン酢、日本のビールなどなど日本の食卓には欠かせないものが一通りそろっています。
お寿司用にスライスされたマグロやサーモン、エビなどの海産物や卵焼きも売っていたりします。
ただし、マグロとサーモンくらいならスーパーでで新鮮なものをスライスして売ってもらえますし、卵焼きも自分で作れるならそちらのほうが経済的です。
アジアンスーパーに売っている日本食は輸入品なので値段は高いです。
だいたい日本の倍くらいはするイメージでした。
しかし、日本人の友達とシェアして買うという手もありますし、醤油やめんつゆなんかは1本持っていると、普段の自炊の幅がかなり広がります。
またアジアの物珍しい食材があるとあって、他国の留学生を連れて行けばちょっとしたレジャー施設にもなります。
ここでご紹介している「AROMA」以外にもアジアンスーパーはマルタにはたくさんあり、特に語学学校のあるような地域には複数軒あると思います。
長期の人も短期の人も試しにぜひ1度お近くのアジアンスーパーに足を運んでみてください。
日用品
日用品で必要になるのはシャンプーや洗濯洗剤、食器類などがあげられます。
これらも大型のスーパーであればすべて揃います。
シャンプーであれば日本にも売っているようなブランドのものも置いてあり、安心して使えるのではないかと思います。
値段も日本と比べて特に高いというわけでもありません。
また寮には洗濯用洗剤はあっても柔軟剤は置いていません。必要な方は買いに来ましょう。
食器類も寮に備え付けのものは洗い方が適当で汚れていたり、欠けていたりして使いにくかったりするので自分のものを買いに行く学生もいました。
洋服
マルタは基本的に気温が高い国ですが、朝晩の日が出ていない時や10月以降は意外に涼しかったりします。
暑い国だと思って薄手の服しか持ってこなかったりすると少しは肌寒く、追加でジャケットやパーカーなどを買う必要が出てくる人も少なくありません。
また寮生活をしていて、テラスなどの共有スペースにも洗濯物を干すことができますが、みんな同じところに洗濯物を干していると靴下や女性のキャミソールなど特徴のないものは間違えて持っていかれることが頻繁にあり、服が足りなくなることがあります。
このようにマルタ滞在中に追加で洋服を買う機会は意外に多いと思います。
こういう時はショッピングモールを利用するのがいいでしょう。
おススメなのはSt.Juliansにある
Bay street shopping complex
と隣の地域のSliemaにある
The pointです。
Bay street shopping complexはSt.juliansにある洋服から雑貨、飲食店までいろいろ入ったショッピングモールです。
各店舗が頻繁にセールなどをやっているのを見かけましたのでですので、何度か足を運んでみるといいかもしれません。
The Pointはマルタ有数のショッピングエリアのSliemaという地域にあるかなり大型のショッピングモールです。
日本でも誰でも知っているような有名で馴染みのあるブランドも入っています。私はここでコートを1着買いました。有名なブランドのものですので品質も安心です。
このショッピングモールはSt.Juliansからバスで10分ほどで行けますが、実は歩いても20~30分ほどでついてしまうので、バス代を節約したい人であれば街の散策を兼ねて歩いていくという手もありますよ!
買い物に行くときの注意点
St.Julians周辺はこのように便利なお店が集まっていて何不自由なく買い物が出来そうですがいくつかの注意点があります。
マルタには昼間の暑い時間に働くのを避けるため「シエスタ」という文化があり、大体13時~16時くらいまでお店が閉まってことがあるということ。
大きいショッピングモールなら大丈夫ですがスーパーならあり得ます。個人経営の小さな雑貨店などでは頻繁にみられます。
1度スリーマにあるガイドブックなどにも載っているおしゃれな雑貨屋に平日のお昼過ぎに行ってみたら「Closed」だったことがありました。それはどうやら「シエスタ」だったようで、夕方に行ったら営業していました。
また、あまり実感することはありませんが、マルタは一応キリスト教の文化圏に入っています。
なので日曜日に休みだったり、午前中しか営業していなかったりすることもあります。
日本人的には日曜日にお店が閉まっているという感覚はどうしても持ちにくく、けっこう引っかかりがちです。
マルタでお買い物の際は営業時間にも注目してくださいね。
まとめ
今回はマルタでのおすすめ日常買い物スポットをご紹介してきました。
現地のスーパーや商店で買い物をするというのは普通の海外旅行ではなかなか味わえない経験であり、留学の1つの魅力であると思います。
海外での買い物とはいえ、スーパーマーケットやショッピングモールであればほぼ日本と同じ感覚で利用することができるので、海外や英語初心者の方でも気楽に買い物ができると思います。
今回紹介したお店はどこも現金もクレジットカードも受け付けてもらえますので、お好きな方法で決済もできます。
買い物のときは普段の学校生活のように友達や先生と話すのではなく、普通のマルタの店員さんと会話の必要が出てくるのでとても良い英語の勉強になるでしょう。
野菜やお肉を量り売りしてもらうところは日本とは全然違うシステムで最初は戸惑いますが、慣れてくると現地になじんできた感じがして楽しいです。
ぜひ積極的にショッピングで出かけて、生きたマルタ生活を味わってみてくださいね!
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