【滞在中のトラブル・人間関係編】マルタ留学ではどんなトラブルが起こる?

Magister Academyのでは、学校と寮が一体となっているため、授業中もそれ以外の日常生活も他国の留学生と密接に関わることになります。

当然そこにはトラブルもつきもので、これから留学する皆さんも気になるところだと思います。
実際に私も3か月の留学生活の間にいろいろなトラブルを経験しました。

しかしマルタの情報サイトや留学パンフ見てもマルタ留学の魅力や他の留学生との仲良しエピソードはたくさんありますが、トラブルのようなマイナスな情報はなかなか出回っていません。

そこで今回は、滞在中に起こりうる他の学生との様々なトラブルについて2回にわたってお話ししていこうと思います。

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窓・エアコン問題

マルタ留学は基本的に2~3名のルームシェアになります。そこで、どの部屋でも確実に問題となってくるのが窓とエアコンの扱いです。
いろいろな国から学生がやってくるので当然気温の感じ方が違っていて、窓を開けたい冷房を効かせたいといったそれぞれ要望が確実にバッティングします。

1度ロシア人とブラジル人とルームメイトになったことがありましたが、北国から来たロシア人はマルタの暑さに耐えられずガンガンに冷房を効かせたい派です。
マルタの夏は確かに暑いですが、日が出ていない朝晩などは結構気温が落ち着くので、暑さに慣れている日本人やブラジル人には窓を開けるだけで十分だったりします。
私はむしろ冷房だと寒いくらいでした。
しかし冷房を弱めるとロシアのルームメイトはぐったりするのでなかなか冷房を弱められないという経験がありました。

ドイツ人とルームメイトだった時には窓を開ければちょうど適温くらいの気温でしたが、そのドイツ人は「窓を開けるとゴキブリが入ってくるから」と窓を開けさせてくれず、少し蒸し暑い部屋で過ごすことになりました。(窓からゴキブリが入ってくるというのは有名な話のようです)

もちろん、私だけが我慢すればよいというわけではありません。自分の意見を言うことも大事なので、

「寒いから30分だけ窓開けていい??」

 

「10分だけ窓開けない?」

みたいなことをいいながら何とか適温を保つようにしました。

部屋のライト問題

続いてもルームメイト問題です。語学学校では午前クラスと午後クラスに分かれており、朝早い午前組は比較的早く寝始め、午後組は夜遊んで、深夜に部屋に帰ってくるという生活パターンでした。

ここで問題になるのが部屋のライトです。
午前組がすでに消灯して寝ているところに、午後組が入ってきて

深夜に容赦なくライトをつけます。

それで目が覚めてしまう人も多いらしく、不満を持っていたようです。

Magister Academyではそれぞれのベッドサイドにスタンドライトが置いてあるので、それをつければいいのにというのが午前組の言い分でした。

ただ基本的に他人の気持ちを察して動くというのは日本人独特の考え方で、世界では決してメジャーではないんだと思います。
不満を持っていた午前の人達も自分が午後だったらおそらく同じことをしていたでしょう。

私は先に寝るときはあらかじめ帰ってきていないルームメイトのスタンドライトをつけておきました。
そうすれば部屋のライトをつけられることはだいぶ減ります。(それでもライトをつける人はいますが)

騒音問題

大勢の人が共同生活をすると絶対に避けられないが騒音問題でしょう。
他の学校よりは落ち着いている方という噂もありますが、やはりMagisterでも1部の学生が真夜中にパーティをしていてうるさいという苦情は頻発していました。

学校が閑静な住宅街にあるのでたまに近所からのクレームまであったとか。
特に7月~9月の夏休みシーズンは大学生の比率が高く、夜な夜なパーティでハメを外している人も多いです。

私は自分のルームメイトが部屋に友達を連れてきて深夜の2時にパーティを始められたことがありました。

確認しておきますがこれは完全にマナー違反です。

深夜に騒いでいい文化の国なんてほとんどありませんし、学校のルールでも禁止です。
パーティをしているところに警備員が注意しに行くこともあります。

日本人はこのことに関しては被害者側になりやすいですが、泣き寝入りせずにに学校側に抗議しましょう。

こうこともいい英語の勉強になりますよ。

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洗濯機問題

Magister Academyには2台の洗濯機が置いてあり、その2台洗濯機を20~30人くらいの学生が共用します。

みんなが洗濯機を使いたい時間はだいたい同じくらいの時間で、午前の授業の前か午前の授業が終わったあとの昼休みです。
当然そこには順番待ちが生まれます。

Magister では順番待ちのルールは特になく使ったもん勝ちです。

事前に洗濯機の上に物を置いておいたとしても、先に来て洗濯機にスイッチを入れた人が先。
ここでトラブルが発生します。
早い者勝ちなので確実に使いたければ前の人の洗濯が終わる前から洗濯機前で待機するしかありませんが、

それをせず

「私が使おうと思ったのに!」

 

「なんで時間のかかるコースにするの!?」

と怒り出す人が結構います。
信じられないかもしれませんが3か月の間で何人もいました。自分自身の脳内で何らかの形で「予約」をしていたのでしょうね。
どのコースでやるかなんて完全に個人の自由です。

あまり関わりたくない方たちだったなと今でも思います。

洗濯機ではもう一つ、学校においてある洗濯機は学校の寮に住んでいる人専用です。
Magisterの学生であっても外部の人は使えません。
でもかなりの人数が普通に使いに来ます。ただでさえ順番待ちになってるのにちょっと迷惑だな~と思っていましたが、

理由を聞くと、

「僕の寮では洗濯は1回2ユーロかかる」

…..見逃してあげることにしました。

2日に一回洗濯しても月30ユーロ(3500円くらい)
留学生にはかなり厳しいですよね。裏は取っていませんが本当だったらヒドイ話。

というように洗濯機に関しては意外に人間関係で煩わしいことが多いです。私は被らないように朝早くやったり、逆に夜遅くにやったりしていました。

洗濯をするときはぜひ心と時間に余裕を持ってやってくださいね。

異性部屋問題

Magister Academyの各部屋は当然ながら男女別です。

1度、2人部屋に夫婦で留学に来ている人たちがいて面白かったですが。

ここで問題になるのが、異性の友達を無断で普通に部屋に連れてくる人がけっこういるということです。

女性の部屋に男性が入っているということもよくあり、日本人の女性陣はけっこう気にしていたようでした。
ひどいときだと着替えようといたら異性が入ってきたというようなこともあったようです。

一緒に勉強をしたり、出かける計画を立てるために誰かのの部屋に集合する機会は確かにあります。
しかしそれにはルームメイトに声をかけるというのは大事です。

めったにないとは思いますが下手をしたら法律問題になりかねない話だと思います。

海外でルームシェアをする際は十分に気を付けてほしいと思います。

 

言葉通じない問題

語学学校にいる留学生は英語初心者からペラペラの上級者まで様々。
そしてそれぞれが自分の国のアクセントで英語を話すので発音のクセが強いです。
そのためトラブルがあったとき話し合おうにも言葉が全く通じないということも多くあります。

前述した窓問題でも「can i open the window?」さえ通じない場合も珍しくありません。
上級者同士でもやはり訛りの違いでとなかなか通じず5回くらい聞き返してようやく分かるといったことも珍しくありませんでした。

相手のレベルが低くて通じない場合に大事なのは笑顔です。何度やっても通じなくてあきらめざる得ない時もあると思いますが、そこで顔で「OK」と言えればいい雰囲気で会話を終えることができますよね。

中にはわざとらしい溜息をつく人もいて気まずい雰囲気になることもありますが一緒に生活している関係としては、お互いに気分よく会話をしたいですよね。

お互い上級者なのに通じない場合は5回でも6回でも聞い返すこと。私は平気で5回聞き返せるかどうかが英語が上達するかしないかの分かれ目だと思っています。
ちょっとしつこいかなというような心配はせず、わかるまでやってみると、会話力はどんどん伸びていくと思います。

まとめ

今回は語学学校の寮で起きるトラブルをいくつか紹介しました。

気温の問題は誰が悪いわけでもないので、何とかして争わずに妥協点を見つけたいですよね。

逆に騒音問題は完全にルール違反なので泣き寝入りせずに、毅然とした行動をとっていきたいところです。

英語で苦情を言うというのは難しく、勇気が要ることかもしれません。でも現在の状況を説明して不満を相手に伝えるというのはとても勉強になると思います。
せっかく留学しているのですから、そういう英語スキルも身に着けてみてはいかがでしょうか。

普段から学校の職員や警備員さんたちと仲良くなっておくとこういう時とても頼りになりますよ。

1番避けたいのは何も言わずにただただ根に持ってしまうこと。
実際、どんな問題も悪意を持ってやっている人はほとんどいません。

こういうときこそぜひコミュニケーションはしっかりと取っていきたいですね!

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