鷹匠になるにはどうしたら?アラブのハヤブサレースで話題の職業を調査

アラブ首長国連邦のアブダビではハヤブサレースと呼ばれる鷹を使ったレースが定期的に開催されているようです。

元々遊牧民だったアラブ人にとって鷹という生き物はとても大切なパートナーらしく、国内に鷹使いがたくさんいるようです。

そんなそのハヤブサレースには日本人の「鷹匠」と呼ばれる人も参加したことがあるとか。

一体鷹匠とはどんな人たちなのでしょうか??

 

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「鷹匠」って何??

「鷹匠」とは鷹を訓練し意思疎通を図れるようにして、自在に操れる技能を持った人のことで、日本では4世紀ごろに大陸から伝わり、鷹を使った狩りが貴族たちの娯楽になったのが始まりと言われています。江戸時代には各藩に役職として設けられ、将軍の鷹狩りの補佐などを務めたようです。

民間レベルでは鷹を使って小動物を取り、毛皮などを取引する仕事もあったようです。

現在は増えすぎたハトなどの小型動物を追い払う役割やイベントでのパフォーマンスとして「鷹匠」という職業が活躍しています。

 

鷹匠になるには??

鷹匠は見た目のかっこよさから鷹匠に憧れる人は多いのではないでしょうか?
現在の鷹匠は職業というよりは伝統技術・伝統芸能といった意味合いが強く、鷹匠の師匠に弟子入りして3年以上修業を積み、認定試験を受けて合格するというのが一般的です。

もちろん自分のパートナーとなる鷹を持たなければなりませんので、かなり大きめの鳥小屋や餌代など住環境などを整えておく必要があります。

鷹を飼うには4畳以上の専用スペースが必要になるそうなので、一般的な人ではなかなか飼うのは難しそうです。

しかし最近は鷹匠の技術を伝統技能として残そうという動きもあり、本気で目指す人には鷹匠になるチャンスは意外と多そうです。

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鷹匠って稼げるの??

気になる鷹匠の稼ぎについてですが、残念ながら生活費を稼げるような金額はなかなか難しいようです。

基本的には個人事業主として小動物の駆除や、イベントでのパフォーマンスを稼いでいくことになりますが、

上手くいっても年収100万~200万が限度のようです。

現在鷹匠として活躍している方々も、鷹匠としての活動は副業のようなものらしいですね。

しかし最近は多くの自治体がハトや小動物の追い払いを必要としているようで、需要は高まってくる可能性もあります。

海外の鷹匠

「鷹匠」は日本だけでなく海外にも似た職業が存在します。

アメリカには「ファルコナー」という鷹匠のような国家資格があります。アメリカでは国家資格を取らないと鷹匠ような活動はできません。その分職業としては比較的確立していてやりやすいとは思いますが。

ユーラシア大陸の遊牧をしているような民族の間では今でも当然のように鷹やイヌワシなどとともに暮らしてます。観光客にパフォーマンスをして収入源としている場合もあるようです

アラブ首長国連邦では鷹は大切な生き物で世界の鷹使いの半分はこの国にいるといわれています。
なんと鷹にパスポートが発行されるほどだとか。

フランスでは空港に鷹匠が勤めていて、バードストライク防止や最近ではドローンを狩るのも仕事なんだそう。

https://togetter.com/li/1084327

実際に写真で見るとめちゃくちゃかっこいいですね。

日本でも鷹匠の方々は和風の服を着ていることが多くとてもかっこいいと思います。

 

鷹カフェ

最近、ネコカフェやフクロウカフェなど愛され動物たちと時間を共有できる動物カフェが日本中に増えてますよね? 中にはヘビのカフェなんかもあるとか。

実は東京には鷹カフェもあるんです!

東京・三鷹にある「鷹匠茶屋」がそれです!
falconerscafe.web.fc2.com/

 

画像:https://kichijoji.keizai.biz/headline/2057/

興味のある人が干渉しに行くのはもちろん、鷹のパートナーがいる人の憩いの場所でもああるとか。

鷹に興味がある人、鷹匠を目指す人はぜひ足を運んでみては??

 

まとめ

今回は鷹匠という職業について知らべてみました。

見た目のかっこよさから憧れる人も多い鷹匠ですが、現実は厳しそうですね!

しかし鷹匠の技術はぜひ残してほしいと思います。

これから鷹匠需要が増えることを祈っています!

 

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