学校の授業以外で留学生活を左右する問題は滞在先選びですよね。
自分が食事や睡眠など日常生活を送る場所選びは、間違えるととても残念な留学生活になりかねません。
しかし上手くいけば現地の生活を深く知る大切な機会になります。
私が滞在したMagister Academyでは学校の上層階にある寮と学校の外にある寮、そして
ホームステイの3つから選ぶシステムでした。
しかし学校と寮が1体となっている学校はMagisterくらいで基本的には外から通う形になっています
そこで今回はMagister Academyのそれぞれの滞在先でどのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介したいと思います。
特に校内の学生寮は私自身が利用していたので、実体験に基づいてお話していきたいと思います。

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校内の学生寮
Magister Academyでは4階と5階に学生の部屋が並び、6階には共用のキッチンやランドリーなどがあります。
校内寮のメリットは安心楽チン
登校時間が30秒
学校と一体になっている最大のメリットはやはり登校時間がかからないことです。
自分の部屋を出て階段を降りれば即、教室です。
留学中はつい夜遅くまで友達としゃべったり、クラブなどに出かけて深夜に帰ってくるなんてこともよくあるので、次の日に通学に時間がかからないのはとても助かります。
学校の先生、職員の方々と仲良くなれる
授業時間以外も日常的に学校にいることになるので,先生方や受付の方との接点も多く、雑談をすることもよくあります。
特に受付の方や警備員の方には学校内でのトラブルの相談やビザの手続きなどでお世話になることが多く
仲良くなっておくととても心強い存在です。 学校の職員との接点が多いのは大きなメリットではないでしょうか。
学生同士が家族のよう
Magister校内の寮は規模としてはあまり大きくなく建物もコンパクトな作りで、そこに住んでいる人々と日常の動線がほぼ同じなので一緒に暮らしているという感覚を持つことができます。
一緒にご飯を作ったり、ホームパーティをしたり、誰かの部屋に集まって勉強したり
して家族のように仲良くなることができます。
特に数か月間滞在期間が被っている人とは
一体感がハンパじゃない!
ですがその分誰かが帰国する時は結構悲しいですが…
校内寮では近すぎる??
相性の合わない生徒同士でも距離を置けない。
メリットでご紹介した人と人との近さがデメリットになる場合もあります。
もちろん留学に来た以上メリットでもありますが、いろいろな文化が集まる以上当然、中には相性が合わなくて
仲良くない同士もいます。
校外に滞在していれば授業時間以外で顔を合わせないことができても、校内で暮らしている同士では、1日に何度も会うことに。
自分以外の
友達同士のいさかいに巻き込まれるパターンもあります。
そうなるとツラいですね。
近すぎるということがデメリットになります。
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校外の寮
校外の寮で一生の友達を!
ルームメイトとの登校時間を楽しめる。
登校時間がかからないというのもメリットですが、ルームメイトと一緒に学校まで歩くというのも貴重な経験になります。
一緒に遊びに行く機会も自然と多いですし、体調が悪くなった時などはルームメイトが1番頼りになる存在です。なので校外の寮から通ってきていたルーメイト同士は
まるで兄弟のように仲がよかったです。
授業後にはアイスクリーム屋さんやスムージー屋さんに寄り道して帰ったりして青春のような気分を味わうことができます。
校外の寮は通学が大変!?
登下校がツライ
マルタの夏はとても暑く、朝から30℃近くにはなります!
寮から学校まで10~15分ほどですが、汗びっしょりになるには十分な時間です。
夕方にはいきなりスコールなんて可能性もあります。
そして学校周辺は坂道も多く歩きずらい!
マルタで登下校するというのは日本と比べ障害が大きい気がします。
校内の寮という選択肢が他にある以上やはりデメリットになるでしょう。
ホームステイ
ホームステイでマルタな生活を!
現地のリアルな生活を味わえる。
ホームステイではマルタに住む一般の方々のお宅にお世話になります。
学生寮ではマルタ現地の方との接点はあまりなく、マルタ人の性格や、食生活などを肌で感じられるのは魅力となるでしょう。
食事は決められた回数しっかり用意してくれる
学生寮に住むと基本自炊になります。自分で買い物に行って自分で作らないといけませんが、ホームステイではあらかじめ決められた回数の食事を用意してもらえます。
日本と違うホームステイ観??
日本人が思う程のホスピタリティではないかも
我々日本人はホームステイに対して“国際交流に関心のある人が喜んで外国人を受け入れる”
というイメージを持ちがちですが、語学留学のホームステイを受け入れている人たちはは「副業」や「お小遣い稼ぎ」という面もあります。
自分の家の空いている部屋を留学生に貸して報酬をもらうというプチビジネス感覚でやっている方々も少なくないので日本人が想像するよりはドライな対応になるかもしれません。
とはいえ私の周りでホームステイ先でのトラブルの話は聞かなかったですし、マナーを守っていれば邪険にされることはなく、親切にしてもらえますのでそれほど心配しなくても大丈夫ですよ。
時間や水の制約
ホームステイでは食事の時間が決められている場合が多く、基本的に家族にあわせることになります。
もし友人との外食などで食事が不要な場合も事前に伝えておく必要があるでしょう。学生寮ではこのへんは自由だったのでなので少し不便に感じるかもしれませんね。
またマルタは水がとても貴重な国です。雨があまり降らないので海水をろ過して淡水にして使っています。
家庭によってはシャワーを使っていいタイミングや時間帯が決められている場合があります。
私がいた校内の寮では水にの利用に関しては特別なルールはなかったようですが、これは珍しいパターンのようです。
一般家庭でも学生寮でも水に関する取り決めはしっかりと確認して尊重していきたいですね!
まとめ
マルタ留学での各滞在方法のメリットとデメリットをご了解しましたが、ご参考になりましたか?
個人的にはやはり校内の寮が1番メリットが大きいかと思います。
校外の宿泊は学校と離れている分、利便性の面でどうしても校内に劣ってしまいますね。
ただ学校と寮が一体になっているというのはかなり珍しいパターンではあります。
学生寮でもホームステイでもうまくすれば帰国後も続く大切な友達ができるチャンスになります。
他国の人と一緒に生活をするわけですから当然思い通りにいかないこともあり、もやもやすることもありますが、それは自分と違う価値観に出会った証拠でもあります。
留学生活を一生の思い出にするために滞在先はしっかり検討していきましょう。




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